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SCENE.3

たまには家飲みもいい

私はお酒は大好きですが、実はもともと家ではそんなに飲みませんでした。美味しいお酒は美味しいアテと一緒に飲みたいからです。なので美味しいお店で外食するのが好きなのです。それに家でも好きに食べたり飲んだりしていると、際限なく太ってしまいますから…。とはいえコロナでお店に飲みに行く機会が減ってから、家飲みの頻度が増えました。

家飲みするのは「今日は美味しいアテを作って飲もう」という元気のある日です。そんな日の定番のアテはおひたし。ししとうやほうれん草を茹でてポン酢で和えます。春は菜の花も美味しいですね。胡麻や鰹節で変化をつけるのも好きで、濃いめの味にしたい日は醤油を少し垂らして整えます。もう少し量が欲しいときは、刺身や唐揚げなど気分に合わせた一品を買って帰ります。

旅先で買った食材がある時はそれも食卓に。以前出張で香川に行った際、サービスエリアでこんなものを見つけて、即買ってしまいました。「酒に合ううどん」、なんてそのままなネーミングでしょう。でもすごく惹かれます。まんまと買ってしまいました。この時は他にもポン酢を2種類買った覚えがあります。淡路島の玉ねぎを使ったものと、四国の柑橘を使ったもの。どちらも我が家で晩酌のアテに一役買っています。とくに柑橘のポン酢が美味しくて、減りが早いので追加購入を検討中です。

翌日が休みの晩に、こんなふうにアテを準備してちびちび日本酒を飲み進めると、質の良い睡眠がとれる気がします。 大切なのは、アテの下準備が終わったら一度冷蔵庫にしまって、お風呂や化粧落としなどを済ませてしまい、後は寝るだけ、という状態にしておくこと。美味しい家飲みの作法です。
こういう日のために、1〜2か月に1回の頻度で日本酒やワインをボトルで買って帰るんですが、めちゃくちゃ美味しい日本酒を見つけたので紹介しようと思います!京姫酒造の「匠」大吟醸。淡麗辛口、少しだけ甘さを感じますが、冷やしておけば気にならないし、ぬる燗なら逆にアクセントになって杯が進みます。めちゃくちゃ飲みやすくて、どんな料理にも合う万能さがあります。スーパーで見つけたんですが、千円しないくらいで手頃なのも嬉しいところ。かれこれ1年くらい、720mlのボトルはこればっかり買っています。
京姫酒造 大吟醸「匠」

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